ELOについて
ELO Ratingについて
wikipediaにそれなりに書いてあるのでご覧ください……ってダメ?ダメですか、はい、では書きますね(汗
ELO Ratingはそもそもチェスが発端です。チェスでプレイヤーの実力を比べるには、やっぱり試合をするしかありません。しかし、世界からみた実力のレベルを知ろうとしても、世界中の人と対戦するのは実質不可能です。
じゃあどうすればいいか?そこでアルパド・イロというハンガリーの物理学者が考案したのが、現在チェスを始め、囲碁、将棋他、対戦型ゲームでのランキングに利用されているわけです。(もちろん、種目によって、数値や計算式が少しずつ違いはあります)
前提条件
ELO Ratingを用いるにはそれなりの仮定・前提条件が必要になります。
- 計算対象全体の実力をグラフにした場合、正規分布になっていると仮定する。
- 勝ちと負けのみ考慮し、内容は考慮ない。
- 引き分けは0.5勝0.5敗とみなす。
- 対戦相手による苦手・得意等は考慮しない。たとえば、AがBに平均2勝1敗、BがCに平均2勝1敗とすると、AはCに平均4勝1敗するものだと仮定する。 サッカーでこれが当てはまるかは微妙なところはありますが、ここでは当てはまると仮定し、「World Football Elo Ratings」にさらにアレンジを加えた上で適用しています。
Ratingの差と勝率
このRatingで大事なのはRating自身ではなく、他チームとの差です。このRatinguの差が実力差の指標となり、理論的な勝率が出てくることになります。
以下の表を参考にしてください。Rating差がマイナスの時は、勝率は逆に小さくなりますので、それは各自計算してくだいさい)。
Rating差 (自-相手) | 0 | 50 | 100 | 200 | 300 | 400 | 500 | 600 | 700 |
勝率 | 0.500 | 0.571 | 0.640 | 0.760 | 0.849 | 0.909 | 0.947 | 0.969 | 0.983 |
Rating差 (自-相手) | 0 | 30 | 70 | 110 | 150 | 190 | 240 | 375 | 800 |
勝率 | 0.500 | 0.550 | 0.600 | 0.650 | 0.700 | 0.750 | 0.800 | 0.900 | 0.990 |